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    みつばちの里 Honeybee Keeper

    『ニホンミツバチ』『里山の自然』についての情報源

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    7月10日 無王群の末路

    やたらに攻撃的だったり、あまり外に出なかったりと、様子のおかしかった群の内検を強行…
    大きな巣には数十匹ほどの蜂しかおらず、卵や蜂児も確認できませんでした。
    すでに巣板の下半分ほどがスムシに侵食され手のほどこしようもないほどになっていました。
    おそらく数週間前に、何らかの原因で女王が巣からいなくなったのでしょう。

    突然、女王がいなくなった群では、孵化して間もない蜂児の巣房が王台と呼ばれる女王養成のための巣房に、急きょ造りかえられます。(このとき造られる王台を変性王台といいます)その後、女王養成、そして新しく誕生した女王の交尾が無事にすみ、再び産卵がおこなわれるようになれば、その群はこれまで通り過していけます。

    しかし、卵や若い蜂児のいなかった場合(おうおうにして分蜂直後の処女王の死亡時において)はその群は無王群となります。無王群では数週間もすると一部の働蜂が産卵を始めます。これを働蜂産卵といいます。働蜂産卵をおこなう蜂はでたらめに卵を産みつけるため、ひとつの巣房にいくつも卵が産みつけられていることがあります。

    働蜂は交尾をしませんので働蜂産卵で産まれた卵はすべて無性卵です。無性卵からはすべてオス蜂が生まれます。しかも多くは小さな働蜂用の巣房で育つため、働蜂ほどの小さなサイズのオス蜂がたくさん見られるようになります。オス蜂は蜜や花粉を集めたり巣作りや子育てなどを一切しませんので、その群はやがて消滅してしまいます。

    働蜂と同じサイズのオス蜂(左はし)
    小型のオス
    2010/7/10

    | ニホンミツバチ養蜂記 | 23:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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